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NYで英語版販売へ

繊研新聞-2013年5月10日 掲載

ユカアンドアルファ「アルファミュー・ミュー3D」NYで英語版販売へ
 アパレル向けCAD「コンピューターデザインによる設計」デザインシステムのユカアンドアルファ(東京)が、昨年発売した「アルファ・ミュー3D」の英語版を初夏に完成するため、ニューヨークの得意先にプレゼンテーションしている。「学びやすく使いやすい」「こういうのを待っていた」という声が多く聞かれるという。
 同社は3年前、ニューヨーク駐在事務所を閉鎖し、企画会社のミント・コラボレイティブがユカアンドアルファのニューヨーク代理店となった。ミント・コラボレイティブは隣接した縫製工場と組んで「ジェイソン・ウー」と「トム・ブラウン」のサンプル制作と量産、「レベッカ・ミンコフ」のサンプル制作を手掛けているが、最近、ジェイソン・ウーがユカアンドアルファのCADを使い始めた。レベッカ・ミンコフが外注するフリーのパタンナーもユカアンドアルファのCADを使っている。エンジニアード・ガーメンツや大丸製作所2も含め、ニューヨークでは20社と個人パタンナー10人が使用し、全米では企業・個人合わせて100のユーザーがいる。
 ミント・コラボレイティブのソヨン・ソンCEO(最高経営責任者)は「ユカアンドアルファのCADは、クラフツマンシップに基づいている」とし、よりクリエーティブなデザイナーやパタンナー向けに売り込みやすいと評する。同CEOは、英語版ができたらFIT(ファッション工科大学)や大手メーカーにも広げたい意向だ。
 アルファ・ミュー3Dは、アバターのサイズを変えたり、素材ごとのドレープの出方の違いを検証できる。ボディーに対してゆとりがないところでは色で分かる。アバターを歩かせてデジタルファッションショーもできる。日本から訪れたユカアンドアルファ営業部の中村恵子統括マネージャーは「日本では少しずつユーザーが増えているが、日本は他社が使わないと使わない。海外の方が可能性があるのではないか。日本人はあれもこれもできるのが好きだが、米国人は自動でできたり簡単にできることが好き」と日米の違いを指摘した。

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