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【プレス】パターン台をデジタル化するアパレルCAD今秋発売

繊研新聞 – 2016年5月18日 掲載

パターン台をデジタル化するアパレルCAD今秋発売
タッチタブレット使い 手とペンで直感操作

 ユカアンドアルファは今秋、パターン台をデジタル化するアパレルCAD(コンピューターによる設計)「アルファーミュー・タッチ」を販売する=写真。タッチタブレットを使い、実寸大パーツを手で回転・拡大・縮小でき、ペンで線を引き、文字を書き込むことができる。パタンナーがディスプレー上で「自分のカーブ」を確認できるCADツールだ。
 「ディスプレー上で実寸大の確認ができ、手とペンで直感的な操作ができれば、飽和状態といわれる国内のCAD市場もまだ広げる余地がある」と保利淳社長はみる。CAD作業と出力した型紙でのアナログな確認作業の「行ったり来たり」をなくし、「CADは自分のカーブが表現できない」というパタンナーに、手で引くのと同じような直感的な操作性を提供できればと、開発に着手した。スマートフォンの普及でタッチパネル操作に慣れた人が増えたことも後押しした。
 アルファミュー・タッチは、ワコム製タッチタブレット(27インチ)を使い、CADのインターフェースを「今の時代に合ったもの」に変更した。極力、マウスやキーボードを使わず、メニューを探すこともなく、指先とペンの直感的な操作で、例えば「少し動かす」ことができる。スタイラスペンのペン先は以前より細くなり、タッチパネルの精度も高い。現場も「これなら使える」というものができたという。定規やカーブルーラーを使いペンでじかに線が引け、消すのもペンの「消しゴム」で触るだけ。強化プラスチックを使い、シーチングに文鎮を乗せ線を引くことができ、シーチング内部の線も引ける。さらに使い勝手の向上に取り組む。
 紙に出力し確認・やり直すことが多いアームホールや襟なら27インチで十分という。パーツが小さい帽子や下着なども好評という。需要があれば大型も開発する。価格はCADソフトとタッチタブレット、ペンで150万円程度を想定している。CADユーザーへの提供価格は未定。東北ミシンショーに参考出展し、体験会やセミナーの開催も予定している。

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