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【プレス】新たな活用が本格化 マスカスタマイゼーションへ

繊研新聞 – 2020年1月29日 掲載
人材育成をきめ細かく支援  —企業間データ連携ツールも整備—

 ユカアンドアルファが提供する3Dソリューション「CLOエンタープライズ」は19年、アパレル企業や商社が導入し、着実に広がっている。導入台数は3ケタにのり、オーダースーツプロジェクトも数社で進行中だ。こうした中で、19年からソフト販売とともに、不足する人材の育成に力を入れている。また、CLOと2D・CAD「アルファミュー」との連携を強化し作業効率を高める一方、クラウド型仕様書システム「ユニファイ」との連携も開発を進めている。

 導入企業の狙いは、3Dシミュレーションによる企画・設計プロセスのリードタイム短縮とサンプル作成コストの削減が最大のものだ。このため、2D・CADとの連携を強化してきた。しかし、導入当初はデータがないから「どうしてもスロースタート」になる。ユカアンドアルファが3Dデータ作成を支援するが、本格的な活用となれば人手が足りない。これを解決する3Dデータ制作支援の専門会社が登場してきた。「これで3Dの普及・活用が進む」と期待する。

 さらに促進のために3D人材育成にも19年から注力している。19年4月に文化ファッション大学院大学に8台のCLOが入り、秋にはCLOを使った3Dコースが開講した。20年4月から非常勤講師を派遣する。エスモードジャポンにもインストラクターを講師派遣している。導入企業にはインストラクターを派遣し20時間の基礎講習を実施し、実際の立ち上がりまでサポートする。セミナー・個展も頻繁に開催し、参加申し込みはすぐいっぱいになるという。直近では28日名古屋市、29日岐阜市で開催し、3月には東京でも開催予定だ。

 CADで作成したデータの連携ツールも欠かせない。CLOが提供するクラウド型3Dデータ共有ソリューション「クローゼット」は、重い3Dデータも簡単に共有できる。細かい付帯データも見られコメントも入れられ、企業間のコミュニケーションツールとしてもアーカイブとしても利用できる。
CLOSET
 今冬3Dスキャンシステムを利用したオーダーシステムを立ち上げた企業では、CLO上で客の3Dアバターを使って自分だけの1着を作れるサービスを提供している。3Dスキャンシステムの受注データはAPI連携した「ユニファイ」で生産拠点でリアルタイムに確認・利用できる。ユニファイアルファミューの連携も企業間のデータ連携、コミュニケーションを支援するものだ。

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