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【プレス】3D人材育成を開始

アパレル工業新聞 – 2021年6月1日 掲載
3D人材育成を開始  —200社に導入、スソ野が拡大—

 ユカアンドアルファは、3D着装シミュレーションシステム「CLOエンタープライズ」の導入企業が約200社と急速に広がっている。コロナ禍の企業戦略として進むDX(デジタルトランスフォーメーション)に3Dが欠かせない技術としてスソ野が拡大してきた。4月から企業向けはサブスクリプション(継続課金)型に切り替わり、初期費用が下がることで導入しやすくなり、6月から2D・3Dのデータが完全双方向となる新バージョン6.1もリリース。3D需要の高まりに対応し、同社では3Dを使いこなせる人材育成、ユーザー企業の人材求人サービスに取り組む。

 CLOの日本の企業向け販売はユカアンドアルファが2011年から開始。当初は大手アパレル企業が中心だったが、この1年間ほどで繊維商社への導入が進み、IT導入補助金の活用で中小企業も増えている。
アパレルの企画・設計でのサンプル費用のコストカット、リードタイムの短縮とともに、ECのささげ(撮影・採寸・原稿)業務に3Dデータを利用する動きも出てきた。また企画・設計から販促・販売まで一気通貫で3Dデータを活用し、モノ作りをデジタル化しようという認識も高まっている。企業戦略として3Dと取り入れる動きが広がり、現場のパタンナーも新しいスキルになるという認識が生まれ、3Dを使いこなす人材が増えている。CLOのユーザーが3DデータやECデータの作成を請け負うサービスも始めている。

 企業向けのCLOは4月からサブスクを開始(年間利用料は100万円)、パッケージソフトに比べて初期導入費用が低下するため、採用の意思決定が早くなったという。こうした中、同社はCLOの更なる認知度アップ、継続利用を推進するためオンライン体験会や新たに5月から教育コースを開始し、3D人材育成に力を入れていく。同社で受講するオンサイトと、リモートシステムを使ったオンラインの受講が可能で、リモートシステムは受講者が同社の3Dパソコンを操作し、インストラクターとやり取りしながら学べる双方向方式が好評だ。

 教育コースは東京からスタート。CLOユーザーでなくても学べるもので、基本の初心者コース(毎週木曜日18:30~20:30、計10週間)と応用の経験者コース(土曜日16時~18時、計4週間)がある。ユーザー企業から3D人材求人の要望も多く、受講後は同社が開設した求人登録サイトに無料で登録、マッチングも行う。6月から大阪事務所でも同様の教育コースを開講する。CLO31台を導入した文化服装学院では生涯学習オープンカレッジで学生・一般を対象にCLO初心者向け講座を7月に開講する。

 一方、6月からリリースする最新バージョンではCLO上で3Dでの修正が2Dのパターンにも反映され、デザイナー、クリエイターが使いやすくなる。アパレルの企画・設計は現在2Dのパターン作成から始まるが、ユーザー企業の3Dデータ蓄積が進むと、3Dデータの修正からスタート。縫製工場でCLOの活用が広がれば、フォルムが確定するとCADで正確なパターンを作成して工業化し、パターン作成の効率化につながる。「サブスクで縫製工場でもCLOを導入しやすくなり、アパレルのサプライチェーンの中で3Dデータが循環する時代」になると期待する。


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