お知らせ
2010.11.18
機能を絞り込んだアパレルCAD
機能を絞り込んだアパレルCAD
ユカアンドアルファ「アルファ・ミュー・ライト」/繊研新聞-2010年11月18日掲載
ユカアンドアルファ(東京)は、機能を絞り込みユーザーの使い勝手を優先したアパレルCAD(コンピューターによる設計)「アルファ・ミュー・ライト」をリリースした。アルファ・ミューシリーズは、パタンナーが発想を止めることなく使いこなせることをコンセプトとして、新たに開発した。
ライトは、SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)を主な対象として提供する。機能は絞り込み、パターンメーキングでは「発想を止めないオペレーティングシステム」を重視した。パーツ間の操作やチェックが素早くできるシュミレーション機能などが特徴。機能を絞り込んだことで価格を抑えた。
パターンメーキング・グレーディングで50万円(本体)、パターンメーキングのみ30万円。レンタルは月1万5000円。すぐ使いこなせることも特徴だ。2ヵ月間無料・2日間無料講習付きのモニターを募集している。
従来の「スーパーアルファ・プラス」は、高機能・多機能が強みだったが「ユーザーが創造性や感性を発揮する前に、CADを使いこなすことが必要だった」という反省から、アルファ・ミューシリーズの開発をスタートした。ライトに続き来春には、スーパーアルファ・プラスの後継となる企業向けアルファ・ミューシリーズをリリースする予定。既存ユーザーはバージョンアップの形で利用できる。