お知らせ
2011.06.01
低価格システム提案
アパレル工業新聞-2011年6月1日 掲載
ユカンドアルファは、工場支援の一環としてマーキングソフトとインクジェット実寸マーカープロッターを組み合わせた低価格システムを提案する。180cm幅のマーカープロッターの構成で価格は155万円。
“パターンをメールで受け取る時代”になっているが、中小規模の工場では価格的にCADの採用を断念しているケースも少なくない。今回の提案は「CAD導入のハードルを下げる」(同社)狙いで、20人以下の工場をターゲットとし、裁断を主眼にしたシステムとして打ち出した。
低価格を実現したのは中国製の実寸マーカープロッタ「POPJET C-Z」を取り入れたのが理由。インクジェットタイプで、故障が少なく、メンテナンスも簡単なことから中国でも多くの実績があり、日本向けに輸入販売を開始することにした。メンテナンスはユカアンドアルファに部品を常備して対応、インクはヒューレットパッカード製と互換性がある。プロッターだけの販売も行い、このほど都内の婦人服工場に一号機を納入した。