プレス
2018.09.25
サポートビジネス=FISMA TOKYO『効率高めた3Dソリューション』
繊研新聞 – 2018年9月20日 掲載
FISMA TOKYO
『効率高めた3Dソリューション』 工賃交渉支援サービスも
ユカアンドアルファは、導入が広がる3Dソリューション「CLOエンタープライズ」を柱とする出展だ。今秋リリースする新バージョンを披露するとともに、年明けリリース予定のアパレルCAD「アルファミュー」の新バージョンとの連携コンセプトを発表する。採用工場が50社を超えた縫製加工賃交渉支援サービスも目玉だ。
CLOエンタープライズの新バージョンではアルファミューとの連携で、2D・3Dの行き来がさらに効率よくできるようになる。特に、今まで時間が取られていた、3D化で重要なパーツの縫合情報設定がパターンメイキングしながら自動でできる。大幅な時間短縮が可能になる。素材の伸びや厚み重さなどの物性情報を入力するための計測器を合わせて提供するから、3Dシミュレーションをよりリアルにする。サンプルの精度を高め、コストダウンする。ビーカー確認や作成後のスタイリング検討、さらに在庫を持たないECでの受注生産販売にも活用できるという。CADサポートでスキルを高めたインストラクターによるサポートも強みだ。
縫製加工賃交渉支援サービスも「ACCTシステム」は日本アパレルソーイング工業組合連合会から開発委託され、5月からサービスを始めた。工程や作業時間などに基づく加工賃を算出し縫製工場の加工賃交渉を支援する。クラウドサービスのため安く利用できる。アパ工連傘下の全国の組合で説明会を開いており、FISMAでもアパ工連理事の白石正裕ファッションしらいし代表取締役が主催者セッションセミナーで紹介する。