プレス
2019.02.01
変換なしでCADと連携 3Dの最新版
繊研新聞 – 2019年1月29日 掲載
2019 大阪ミシンショー
変換なしでCADと連携 3Dの最新版
ユカアンドアルファは、導入が広がっている3Dソリューション「CLOエンタープライズ」最新バージョンを出展する。アパレルCAD「アルファミュー」との連携強化が重点だ。仕様書管理システムからPDMに進化しつつある「ユニファイ」の新機能や縫製加工賃交渉支援サービス「ACCTシステム」も紹介する。
CLOエンタープライズの新バージョンでは、3D化に必要なパーツの縫合設定が自動化され、3Dでの修正をCADに戻す時にも変換不用でシームレスに作業できる。これで2D・3Dを行き来する作業時間を大幅に短縮できる。新バージョンは展示会後リリース予定だ。
リアルな画像に定評がある「CLOエンタープライズ」は近く新バージョンをリリースする
この連携に、工業用パターン作成での定型作業を自動化する機能「パターンレコーダー」を利用すれば個対応のパターン作成も効率化できる。定型作業を登録しファイル化しておくことで、婦人服のように補正バリエーションが広いものは、その効率化の効果も大きい。
クラウド型のユニファイは、パタンナーの情報共有ツール、CADや3Dとの連携ツールとして認知が広がりつつあり、ウェブでの利用ニーズが広がっている。
今回は、入力済みデータが変更されたことを知らせるチャット機能や広く利用されている「エクセル」をはじめ様々なソフトとの連携を追加した。
昨年5月からサービスを始めたACCTシステムは、工程や作業時間等に基づく加工賃を算出し縫製工場の加工賃交渉を支援する。クラウドサービスのため安く利用できる。